せとうちMeetup 課題がつなぐ里山多拠点 里山資本ラボ@神石高原(Vol.1) 開催レポート

せとうちMeetup 課題がつなぐ里山多拠点 里山資本ラボ@神石高原(Vol.1) 開催レポート


 2021年3月20日(土)14時より、「せとうちMeet up 課題がつなぐ里山多拠点 里山資本ラボ@神石高原Vol.1」を開催しました。
 昨年夏のシーズン1に続くシーズン2は、広島県東部の神石高原町で生活を楽しんでいる方々の集まり「神石高原楽人の会」の活動の場を訪問して交流するオンラインツーリズムイベントです。今回のホストは、神石高原町や三角島(呉市豊町)を拠点として、日本酒を低温浄溜して造る新しいお酒「浄酎」の製造・販売に取り組んでいるナオライ株式会社の三宅紘一郎さんです。
 「時をためて、人と社会を醸す」、「自然から感謝されるような人や企業の在り方」といったビジョンを掲げるナオライ株式会社、そして三宅さん。新たな技術で地域の酒蔵を活性化することにより、原料の供給元となる地域の農家や関連産業にも貢献し、基盤となる自然環境や自然と融合した地域の生活・文化を支えていくといった取組についてお話を伺いました。参加者は事前に届いた地域の活動を知る品「浄酎(小瓶)」を手元に、瀬戸内にある高原のまち神石高原町と、様々なエリア・セクターを結んで対話をしていく中で、地域に酒蔵があることの意味、プロダクトを生み出すこと・作り出すことの価値、自然環境と産業・生活・文化の融合、新たな価値や古くからある価値の学びなどといったことについて、改めて考えさせられるセッションとなりました。

参加者の紹介と町の紹介

 まずは、参加者の自己紹介から。今回も様々な地域や分野の方々、15名の御参加をいただくとともに、偶然、現地滞在中で、ナオライの取組に関わっている副業(複業)人材のNさんにも御参加いただきました。
 今回は、神石高原町のナオライの醸造所の中継からのスタート。冒頭では簡単な趣旨説明と、神石高原町の概要説明。
〇神石高原町の概要
 神石高原町は、人口8,670人 (2021年3月)。広島県の東部に位置。中国山地の中腹に位置し、標高は400~500m。備後の中心都市である福山市までの距離は約30km。平成16年11月5日、油木町、神石町、豊松村、三和町の4町村が合併して「神石高原町」が誕生した。トマトやぶどうなどの青果、キノコ、神石牛といった素材そのものから加工食品まで多くの名産品がある。

ナオライ株式会社 三宅紘一郎さんからの取組紹介

〇三宅紘一郎さん 自己紹介
 広島県呉市出身。瀬戸内の海を見て育ち、20歳代は、中国の上海で日本酒を販売する事業に携わっていました。2015年に呉の久比三角島でナオライ株式会社を創業。2018年に、ジャパンタイムズ主催の里山コンソーシアム参加をきっかけに神石高原町と縁ができ、拠点を設けることとなったそうです。

〇ナオライ株式会社について
・日本酒酒蔵を再生するために2015年創業。「時をためて、人と社会を醸す」「自然から感謝されるような人や企業の在り方」をビジョンとして掲げる。
・「ナオライ(直会)」とは、神事や祭りの終了後に、神前に奉納したお米やお酒を神職をはじめ参加した者でいただく行為のこと。日本酒が世の中で重要な役割を担っている風景を増やすと同時に日本酒の新しい価値を創造し、それを酒蔵の根付く地域に還元したいという想いを込めた。
・瀬戸内を拠点にした理由は、最初に拠点を持った呉市豊町久比の三角島が、環境に恵まれ、最高のレモンができる島だったから。2016年、そのレモンと純米大吟醸を合わせた、1作目のスパークリング日本酒を開発。その過程で、農業が環境に与える様々な影響(空気中や土中の菌が与える影響とか)を学ぶことができ、この取組の面白さにはまっていった。
・その他、三角島周辺で空き家を活用したエリアイノベーションを行ったり、地域活性化の取組をしている。

〇酒蔵を取り巻く厳しい現状
・取組の根底には、地域課題を解決したいという思いと、衰退する日本酒業界への危機感がある。日本酒市場は縮小が止まらず、消費量は最盛期の3分の1。酒蔵数も40年前の3分の1の1500程度に。また、大手酒蔵だけで市場のシェアの5割、地域に多くある零細酒蔵は厳しい状況。
・日本酒の欠点として、消費期限の問題がある。アルコール度数の低い日本酒は新鮮であるほど価値があるとされ、新酒である方が価値が高い。海外に出しても輸送に時間がかかり、その間に品質が劣化して売れない。逆に、ワインやウイスキーは、時間の経過により、味が深まり価値が高まる。

〇低温浄溜という新しい技術について
・40度以下という低温で、日本酒由来の香りや旨味を損なわずに浄溜する技術。この方法で日本酒から分離した、度数の高くなったアルコール部分は時間の経過とともに味のまろやかさや深みが増すウイスキーのようなお酒「浄酎」として扱えることが分かった。

〇浄酎の特徴
・一つ目、日本酒からウイスキーのようなお酒を作るということ。日本酒由来のライスウイスキーのようなもの。
・二つ目、いろんな酒蔵と組めるということ。現在、広島県内の4つの酒蔵メーカーから日本酒の提供を受けている。蔵ごとにアルコールの味がまったく違うものになるので面白い。現在の酒蔵の数を考えると、1500パターンくらいできることになる。浄酎をきっかけに地元にこんな酒があったんだということをより知ってほしい。

〇ネーミングについて
・「purified spirit (浄化された魂)浄酎」と名付けた。日本酒の歴史を変えるんだという意気込みもあり、ボトルのデザインもこだわった。自分が浄化されるイメージ。

〇神石高原町を拠点としたことについて
・町役場の支援が充実していたり、神石高原楽人の会のような地域で興味深い取り組みがあるなど面白いと感じた。160年の歴史があったが6年前に廃業した日本酒の酒蔵を、リノベーションして拠点とした。オーク樽を置いているので、日本酒の酒蔵とは少し趣が違うが、ウイスキーの醸造所のようにしていきたい。

〇今後の展開
・事業モデルとして、提携している地域のオーガニックファームから米を仕入れて、提携している酒蔵で醸造した日本酒を、ナオライで低温浄溜して浄酎を作り、市場に出す。神石高原発のお酒だが、このモデルができれば、全国どの地域でも同じような取組ができると考えている。成功すれば、地域の蔵元や有機農家それぞれが儲かるという仕組みなので、全国で作りたい。そのためにも、ここ神石高原町でしっかりした事業モデルを作りたい。
・道の駅、JR、ワインの卸、ECだったり、少しづつ販路が広がっている。
・ビジネスの世界では、買い手良し、売り手良し、世間良しの三方良しで事業が成立すると言われているが、それでは弱いと思っていて、さらに未来良し、自然良しといったことを加えていきたい。社会や環境全体を包括していない事業には取り組まないと宣言している。神石高原町や三角島で米やレモン栽培に取り組んでみて、農業の魅力を実感している。やればやるほど、自然や地域が良くなる取組をしたい。
・また、浄酎を3年、5年と熟成して、地域の魅力的な産物でもって、世界にアピールしていく。輸出の実績もつき始めていて、世界に広めたい。

現地案内

いよいよ現地を巡ります。三宅さんの案内で酒蔵へ。古い酒蔵の雰囲気が、いい感じです。

〇樽の並ぶ酒蔵

ここではアルコール度数41度の浄酎をオーク樽で寝かせている。ウイスキーでよく使う樽で、オーク樽の香りが漂っている。オーク樽が置かれていて日本酒の酒蔵らしくない印象。

〇テイスティング
寝かせている浄酎を三宅さんが試飲し、参加者に説明。「日本酒の香りに、甘い香りが加わり、さらにまろやかになり飲みやすくなる。自分で言うのもなんだが、美味しい。」
Nさん試飲。「来るたびに味が丸くなる。」

〇琥珀浄酎について
開発したばかりの琥珀浄酎。浄酎と三角島のレモンのブレンド。レモンが入っているのですでに琥珀色だが、これから樽に入れる。初めて試飲する様子を中継。
三宅さん「こんな感じでいつも実験してます。いい感じでまとまってきました。レモンはえぐみがありますが、ほんとに飲みやすくなります。」

参加者から、「これは飲みたい!!」

参加者から、「素敵な空間ですね」

〇醸造・熟成環境について
日本家屋の構造や土壁の影響で夏でもひんやりする。空調設備はないが、夏は10度、冬は5度くらいで、ある程度の温度を保たれている。熟成に適した温度は、寒すぎず暑すぎないこと。自分の感覚では、人が心地よい感じが良いと感じている。
また、神石高原は、標高が概ね500mくらいで気候が熟成に向いている。神石高原も夏はそれなりに暑いが、湿気は少なく、蔵の中はかなり心地よい。

天然の菌を扱う業界・会社では、よく言われることだが、空気が悪いと菌が上手く働かない。環境の重要性というか、空気のきれいさは大事。その点、神石高原は空気がきれい。
東京に住んでいては聞こえない音が、こちらでは聞こえる。それが心地よい。良い空気、良い音といった良い環境の中で育まれる日本酒由来の浄酎。心にも体に良いと思う。

参加者「東京にないいろんな音とは、例えばどんな音でしょうか。」
Nさん「東京にない音ですよね。風の音が心地よく聞こえます。風が木にあたる音、葉や枝が揺れる音、鳥、虫の鳴き声とか、人間の感覚について触れることが多いので、音のこととかには精通しているのですが、神石高原では音が複雑な感じする。嫌な感じの複雑さではなくいので、それが雑音ではない。例えば、雨の日に蛙が泣いていても、うるさいとは思わない。眠れる雑音というか、自然音はいい。」

フリーダイアログ

取組の紹介、現地案内、これまでの質疑の内容も踏まえ、三宅さんと参加者のフリーダイアログへ。

問:神石高原で拠点を運営されていての感想を教えてください。
答:神石高原に来て感じているのは、行政の人との距離の近さ。初日に町長さんがきてランチを御一緒させていただいた。また町にチャレンジ基金というのがあって町役場がベンチャーに出資してくれる。町役場との繋がりがきっかけで、ナオライで働きたいという人も出てきている。
 酒蔵やお酒をベースに観光と学びを融合した取組というのを神石高原でもやってみたい。イギリスやフランスといった海外では、ワインの蔵元でワインや醸造技術、歴史を学ぶといった観光と学習をセットにしたものが一大産業になっている。神石高原の酒蔵でも、一日かけて学べるコースを作りたい。

問:原料の割合、フレーバーの種類や使い方、低温浄溜の方法、熟成の方法や期間など、組み合わせでいくらでも変化を加えられると思うが、その中から、最適なものをどうやって選択しているのか。
答:醸造方法の最適パターンの選び方というか、味や香り、風合いといった五感関係のことを決めていくのに課題があったので、副業人材のNさんが関わってくれるようになった。みんなでどんな味を作っていこうかと手探り状態。実績を積み重ねて共通の評価方法を整理して、海外でどんな評価を受けるのかやってみたいと思う。

問:すごく楽しそうに話をされてますよね。その「楽しさ」の源泉は?
・Nさん:東京で仕事で窓際になり(笑)、それじゃ、窓から出てみようと思って(大笑)(実際は大変責任のある立場だそうです。)。コロナもいいきっかけになりました。リモートで仕事もできる。三宅さんは以前から知っていて、やろうとしていることにも共感していたので、そのことをもっと考えないといけないと思っていた。考えることがいい刺激にもなり面白いと思っています。それが、東京の仕事とナオライの仕事、まったく異なる環境でやっているので相乗効果が出ていると思う。
・三宅さん:生産をするという行為が一番楽しいと思っている。実際、お米やお酒が生まれてくるわけで、何かを生み出すというのがとても大事だし、楽しい。私は1983生まれだが、私たちの世代は生産をするという学びがほとんどない。まだ学校に通っていたころ、自分で命を生み出す経験をしたか考えてみると、小学校の夏休みにアサガオを育てたくらいしか思い当たらない。一方で消費することはとても教育された。消費することは学んだけど、生産するということは学んでいないというのが実感。受ける教育がそんな感じなので、結局、そういう社会になってしまっている。農業や酒造りといった生産に関わることで、自然ときちんと関われる。ナオライの取組を通じて、自然とちゃんとつながれたら、自然はいくらでも生み出してくれることを、今、学んでいる。人生が楽になる。そこが楽しいし、深めたいと思っている。

問:環境、自然との付き合い方について
三宅さん:土に分解されるものはよいですね。畑を耕していると、いきなりビニールの運動靴やシートが出てくる。捨てられた後、分解されずにずっと残っている。自然由来のものは、役目を終えた後も分解されて山野の中で自然に帰っていくという流れの中にある。生態系に入っていくというか、その中に人が居ることができるかどうか。生態系の中に入るという感覚が心地よい。自然に感謝されない、生態系の中に入ることができないと幸せを感じられない。生態系の中に居場所があるとそこに幸せを感じる。

クロージング、感想を共有。

セッションも終盤となり、参加者の皆さんに、今日のセッションでの気づきを全体で共有しました。

・以前、東京にいたころは、音の話とか、特に生産が見えてこないという話は、そう感じていたなあ,ということを思い出した。東京は、そこに存在するためだけで月10万円掛かるとか。神石高原にいれば、自分で多少は生産できれば、そこそこで暮らすことはできている。
・感動しました。親族が造り酒屋に嫁いでいたり、自分が材木屋の息子でもあるので。ナオライのビジョンについては2000%賛同。低温浄溜の技術を持たれているというのも大きい。もう一度言います。感動しました。ありがとうございました。
・神石高原に酒蔵があるのをはじめて知りました。いいものは残さないといけない。身の回りでも、近くの醤油蔵がなくなったりして家が建ってということがあるが、人が住んでいても経済活動がないと地域が続いていかない。SDGsなど持続可能性のこともいわれている。自分も何かできたらいいなと思いました。
・現地取材をしていましたが、浄酎の醸造所・蔵を開けたときの酒と樽と柑橘の香りに圧倒されました。羨ましいだろうという話です。是非、現地を訪ねていただけるとよい。福山や神石高原の良さがぐっと分かった。今、住んでいるところで農業を始めたが、スーパーで買うものよりも随分美味しい。自分です住んでいるところで取り組むことを大事にしたい。
・三方良し、四方良しの取組、センスのよいプロダクト、自然と地域に寄り添った活動を紹介していただいて素晴らしいと感じた。神石という神の名がつく土地と、ボトルのデザイン、ナオライという社名の良さがマッチしていると思う。すごく応援したいです。
・地域に大事なものを残す貴重な取組だと思います。
・これからの物づくりとはこんな感じになるのかなと思いました。三方良し、四方良しで、地域に貢献できてとか。僕らの時代に高度成長期を迎えて、僕らが壊してきたものを、若い人たちが紡ぎ直していると感じた。こういう取組を僕らがどう拡げていけばよいのだろうと強く感じたセッションでした。ちょとしたリクエストで、下戸でも飲んでみたいなと思わせるものを作っていただけるとありがたい。
・言葉にできない学びがあった。根本的な、自然観、価値観に基づいたところから、問題をとらえていたり、女性性の話とか、マーケティングとか技術的な話も大事だが、三宅さんの神石高原の魅力のとらえ方から見えてくるブランディングであったり、ストーリーのとらえ方だとか、すごく勉強になっているので、異業種ではあるが、もっと勉強させていただきたい。
・この地域も、ポジティブなこともあるし、ネガティブのこともある。住みやすい環境を整えようと思うと、相当しんどい思いをしないといけないところもある。自然と癒合して生きようと思うと、自分でいろいろやらないといけない。行政もコンパクトになっているので、自分で動くことが大事。自然を大事にしていかないといけない。今は現実離れしているように聞こえるかもしれないが、そういう流れになる。そういう思いを強くした。
・自分は普段、事業支援に携わっていて、サポートをする側の立場。取組の空気感というか雰囲気に共感する。何かを生み出していくことは共通している。仲間の配置が、チームとして上手く配置されている。縦繋がりでなくて、横の繋がりを重視されている感じがしてそれがいいのかな。横のフラットな関係の中で、役割分担が適切だと、言いたいことを言えるし、経験もシェアできるし、居心地がいい。コロナは時代の転換点。組織も縦の関係から横の関係への変化が見られているように感じている。
・生き物の多様性の維持や共存共栄が必要。コロナはある種の警告だと捉えることもできる。産学連携の現場で、物作りに関わる今の若い人達には、ベースに環境を大事にしようという思いがある。横の繋がりでその居心地の良さを活かしながら、古い世代の経験知を若い世代に渡していきながら、周りに広げていくことで、調和していきたい。若い人たちの価値観に我々の世代が一番気づかないといけない。

参加者の気づきを伺った後、最後に、三宅さんから一言いただきました。
・若いころ、上海にいて、経済発展が一番であるという価値観の中で生きていた。ただ、お金以外の価値も当然あるわけで、そうしたものを実感できている神石高原との出会いは大きい。当たり前の中で自然と触れ合っている。別の地域でオーガニックの米とレモンを増やしたいといっても、「難しいよ」と言われるが、神石高原はそれを受け入れてくれる。ありがたい。今後ともよろしくお願いいたします。

 以上のような参加者の思いや気づきを共有しました。
 最後に、地域の活動を知る品として事前にお送りしていた「浄酎」の小瓶で皆さんと乾杯し、笑顔でMeet upを終えました。

あとがき

 「自分たちは消費することばかり学んで、生産や生み育むことをほとんど学んでこなかった」。三宅さんに言われて、そうだよなあ、と思いました。受けてきた教育がそんな感じなので、今の社会の前提も大量消費はしょうがないという感じになってしまっている。結果、人間の生活によってもたらされる負荷に、環境の方が耐え兼ねているという話は、昨今、よく耳にします。一方で、「生態系の中に入っていく」「自然とちゃんとつながれたら、自然はいくらでも生み出してくれる」という言い方を三宅さんはされましたが、自然の循環や連鎖と調和した営み、自然環境に受け入れられる働き方や暮らし方というものが求められるし、そうする方が幸せになれると感じました。そうした経済活動や日常生活、働き方や暮らし方は、一見、難しそうに見えますが、新しい技術や商品開発を足掛かりに、酒蔵を通じた地域の活性化に取り組む中で、一足先にそうした働き方や暮らし方に取り組んでいる三宅さんやナオライのメンバーの方は、とても面白そうに取り組まれている印象を受けました。
 働き方においても、暮らし方においても、20世紀型の価値観の転換が必要です。学ぶことが大事だと思います。それを上手くやっているのは、我々古い世代よりも、Z世代とか、むしろ若い世代の方かもしれない(多分そうだと思う)とも思います。新しい価値観と上手にやっていくために、変わる必要があるのは、我々の世代の方だということも強く感じました。

ライター:一般社団法人Weave 監事 岡本耕治