【開催レポート】神石高原町で実現したいワーケーションとは?_(仮称)神石高原ワーケーション・ラボ:プレセッション(5/31開催)

【開催レポート】神石高原町で実現したいワーケーションとは?_(仮称)神石高原ワーケーション・ラボ:プレセッション(5/31開催)


今年6月から始まる(仮称)神石高原ワーケーション・ラボのプレセッションを5月31日に開催しました!

このセッションは、今月始まる神石高原ワーケーション・ラボのプレセッション兼説明会として開催されました。

神石高原ワーケーション・ラボは、神石高原町を舞台にした「これからのワーケーション」をつくっていく学び合いと実践のコミュニティです。

今回のプレセッションの参加者は12名。

そのうち神石高原町在住、もしくは出身等ゆかりのある方が4名、広島県外からの参加が6名。東京、大阪など各地からのご参加です。

神石高原町でワーケーションをしてみたい方、神石高原町でのワーケーションを一緒に作りたい方、地元神石高原町に何か関わりたい、恩返しがしたい、参加の動機はさまざまです。

今回は以下の3つのテーマで意見交換しました。

①『こんなワーケーションができたらいいな・やってみたいな』

②『ワーケーションするとどんな事が起こるだろう?』

③『ワーケーションを実現するために必要なことは?』

①では、地域の人と繋がれたり、お手伝いができるワーケーションなど地域と関わりを持つような機会、高原の恵まれた自然環境に期待する声が多く出ました。

そして、①のワーケーションができるとどうなるのだろうか、ということを②のテーマで意見交換しました。第2の故郷ができる、人生を取り戻せるなど個人への変化だけでなく、企業が送り出す社員への期待、災害時の避難先といった社会的意義も出ました。受入側、送出し側、行く側で視点も異なります。すると、ワーケーションに入ってまで仕事をしたくない、せっかくいい環境にいるのなら休みたい、という意見も。特に、神石高原町在住者のほとんどが、毎日がワーケーション状態であることに気づいたようです。

そして最後のテーマ③では、できることやできないこと、物理的環境などの情報発信の重要性、そして宿泊先、移動手段の必要性が明確になりました。

今回の議論を通じて、「人と人がもっとつながるものにしたい」というのが皆さん共通していました。さまざまな課題も可能性も、視点や立場による多様な意見があり、これからの8ヶ月間でどのような議論へと繋がっていくのか、期待の持てる内容でした。

終始賑やかで、神石高原町に対する熱い思いに溢れた1時間半でした。

ご参加くださった田川恵子さんが感想を寄せてくださいましたので、そちらも併せて掲載します。

田川さん、ありがとうございます!

神石高原町は海はないけれど、緑輝く山や森、澄んだ水、爽やかに吹き抜ける風、思い思いにさえずる鳥や虫、夜には空いっぱいの星空、蛍が光る空間昼夜の温度差が作高品質の農産物に恵まれた豊かな自然環境を持つ町。
古から刻まれる歴史文化、そして住む人々が互いに助け合うコミュニティ、そしてその豊かな自然に育まれた高品質の農産物。


そんな地球からの宝物がギュッと詰まった神石高原町で実現したいワーケーションとは?というお題。
住んでおられる方々から見える町と外から見る人々から見える町、その魅力と課題をお聞きしている中で、見え方ってこんなに違うんだなあって率直に感じた。


私自身は「ワーケーション」という言葉に縛られない方が、神石高原町を訪ねる人は増えるのではないかと考える。
援農であれ、癒しの旅であれ、会社見学であれ、アクティビティを楽しみ為であれ、ワーケーションであれ、神石高原町の人やモノコトに間接的にでも継続的に関われる機会や場づくりが先決ではないかと。


例えば援農で度々ある農家さんをサポートする→度々訪れるので愛着が生まれる→人とのつながりが生まれる→農業以外の人やモノコトをもっと知りたくなる→訪問範囲や交流範囲が広がる→神石高原町が大好きになる→自分の知り合いに教えたくなる→友人知人も援農や他のことをサポートする
この循環が生まれると、神石高原町は都会に住む私たちの帰りたい心の故郷になる。
この循環を生みだす人や箱やモノコトを、神石高原町のみなさんと神石高原町ファン予備軍のみなさんで創造していけばいいのではないか。


人の部分で必要なこと、箱として何が必要か、モノコトは?そんないろんなアイデアを持ち寄り、「大人もも子供も地球に抱かれる町。神石高原町」を創っていくとアイデア出しの段階からワクワクするだろう自分が想像できる。
どういう形で関わるとワクワクするか、一人一人がその点から考えるのも楽しい。

初めてのミーティングに参加していろんな人の話を聞き、1年後にどんな物語が紡がれているかとても楽しみだ。
私も紡ぎ手の一人として、神石高原の物語を紡がせていただければと願います。

Accessシステム&Webデザイン工房 つむぎ
田川 恵子